どうぶつの森ポケットキャンプ「ポケ森」の人気が衰えない理由【ポケ森】
ポケ森の人気がいまだに続いている理由
スマートフォン向けゲームアプリ「どうぶつの森ポケットキャンプ(ポケ森)」がリリースされたのは2017年11月22日。2022年6月現在、既に4周年を迎えており、1000万人以上がダウンロードしている大ヒットゲームアプリだ。リリースから4年経ってもなおポケ森人気は衰えず、アメリカを始めとした海外からのダウンロード数も伸びており、その人気は衰えることを知らない。
筆者は実際、2022年6月22日より、この「どうぶつの森ポケットキャンプ(ポケ森)」のプレイを新規開始し無課金で楽しんでいる。本記事では、ゲーム大好きの筆者がポケ森をプレイしてみて感じたポケ森の魅力と人気の理由を紹介していく。
ポケ森ってどんなゲーム?
・キャンプ場の管理人なり、自分だけの素敵なキャンプ場をコーディネート!
・好きなデザインの家具を「クラフト」して、自由に配置!
・川や海で魚を釣ったり、森で果実を拾ったり、虫をとったり、まったり過ごそう!
・森のどうぶつたちとコミュニケーションをとり、仲良くなってワイワイ!
・他プレイヤーとフレンドになり、協力プレイも!
ポケ森をプレイしてみて感じた「ポケ森の良いところ!」
いつでも好きな時にプレイでき、時間に縛られない
ゲームは「いつでも好きな時に遊べる」ものばかりではないのだ!「ゲームなんて趣味なんだから、いつでも好きな時にできるのは当たり前では?」そう思ったあなた、甘いですな!チームでの協力を求められるゲームにおいては、指定の時間でのログインを半ば強要されることがある。また、1日数回ログインしないと、他のプレイヤーに資源を奪われてしまうなど、常にログイン時間に縛られるゲームもある。
その点、ポケ森は時間に縛られることなく、リアルの余裕がある好きな時間にログインして、まったりプレイすればよい。あまりログイン時間が減ると「フレンド」と呼ばれる、協力関係にあるプレイヤーから縁を切られる可能性もあるが、ゲームをプレイする上でそれほど支障が出ない。
このように、いつでも好きな時に遊べるポケ森は、ログイン時間に縛られるゲームと比較して、「リアルとゲームの両立ができない」という悩みを抱えずに済むのだ。
他プレイヤーとの競争がないため、穏やかな気持ちでプレイできる
ゲームの中には、他プレイヤーと強さやランキングを争うものが多数だが、「ポケ森」は基本的に、争うことなく、自分のペースでまったりプレイできる。敵から攻撃されたり、アイテムを奪われることもなく、非常に平和なゲームだ。
森のどうぶつ達にアイテムをプレゼントすると、大変喜ばれ、感謝されるため、ゲームをプレイすることで「優しい気持ち」になれるのが良いところ。
対人戦闘型のゲームでは、圧倒的強さを持って他プレイヤーを蹂躙し、貶めることでストレス発散する人がいるが、「ポケ森」の場合は、ただプレイするだけで穏やかな気持ちになり、自然とストレスが発散される。精神衛生上、大変健全なゲームだ。
無課金でも、他プレイヤーの餌になることがない
対人戦闘型のゲームでは、無課金プレイヤーはいわゆる「雑魚キャラ」となり、課金プレイヤーの餌となるのが基本的な構図であるため、ゲームを楽しむためにはある程度課金しなければならない仕様となっていることがほとんど。その点、「ポケ森」はプレイヤー間の争いがないため、無課金プレイヤーが課金プレイヤーの餌となることがない。
もちろん、課金することでできることの幅が広がるため、無課金ではプレイに制約があると感じることもあるが、無課金でも十分に楽しむことができるゲームだ。
ポケ森に課金する理由
実際にポケ森に課金しているユーザーの声を集めてみた。皆さんどのようなモチベーションでポケ森に課金しているのだろうか。
・今まで無課金だったけど、着ぐるみが可愛すぎて課金しちゃった!
・自分好みど真ん中のレイアウトが来た!もうこれは課金ですわ。
・コロナ渦で遠出できないから、ポケ森の中で旅行気分を味わうことにしました。旅行と考えたら安いから許されるよね。
・復刻に欲しかった壁床コレクションが出たので即買いしちゃった〜。
・課金やってもうた!と思ったけど3000円でクリスマス気分が味わえるの割とお手軽。
・誘惑に負けて新車のキャンピングカー買いました。
・ポケ森には珍しいスタイリッシュなデザインのレイアウトが来たから「今月だけ!」と思って買っちゃいました。
・5月のあじさいコレクションが可愛すぎて今までで1番の課金をしてしまいました。
以上が、実際のユーザーの声。上記の課金理由をまとめると、課金パターンは大きく分けて3つ。
1に、レイアウト、壁床コレクション、着ぐるみが可愛いすぎて課金。
2に、好みのレイアウトが期間限定で出ていて欲しすぎて課金。
3に、リアルで旅行やイベントを楽しむ代わりに、オンラインの旅行やイベント参加と考えてポケ森に課金。
「カワイイ」「欲しい」「楽しみたい」という3つの思いから、課金に至ることがわかった。
フレンド同士でメッセージのやり取りができないことが強みに
ポケ森には、フレンドという機能があり、他プレイヤーとフレンドの関係を結ぶことができるが、残念ながらフレンド間でのコメントのやり取りはできない。フレンドに話しかけたくても、ゲーム内ではメッセージを送る機能がないため不可能となっている。
ゲーム内のフレンド同士の交流は、大まかに言うと「いいねを押す」「お手伝い」「バザーでアイテム交換」の3つに限られている。
ポケ森には、一般的なゲームにはよくあるギルドやチームのようなグループは存在せず、グループの掲示板などの機能も存在しない。
ポケ森には、意見交換可能な場が全く存在しないため、プレイヤー同士で交流を持ちたい人々は、主にツイッターなどのSNSを活用しているのが現状だ。ポケ森では、ツイッターなどのSNSをポケ森アカウントに連携していた場合は、SNSで相互フォローしているプレイヤーであれば、ポケ森側から検索し、フレンド申請することが可能。フレンド同士でより親密に付き合いたい場合はSNSを利用してアプローチすればよい。
ポケ森のゲーム内にメッセージを送る機能がなく、フレンドと交流できないのは一見不便のようだが、実はメリットの方が大きいと私は思う。フレンドとメッセージが送りあえないことには、以下のようなメリットがある。
ゲーム内でメッセージのやり取りができないことのメリット
・未成年のこどもがプレイする場合でも、他社との交流がないことで、悪意のある大人と交わることを防ぐことができ、SNS上の犯罪に巻き込まれる心配がなく、安心してプレイすることができる。
・卑猥なコメントを目にすることがなく、女性にも安心。
・他人と交流したくない時はしなくて良いため、煩わしさを感じない。他人の仕事の自慢や不満など聞きたくもない話が画面上に垂れ流されることもない。
・課金への同調圧力がないため、無課金でも肩身の狭い思いをしなくていい。
・情報交換の場としてプレイヤーが自主的にツイッターを活用するため、ツイッター上でのポケ森宣伝効果が生まれ、新規ユーザーの獲得に繋がる。
以上のように、ゲーム内にコメント送信機能がないことは、意外と沢山のメリットがある。そしてこのメリットこそが、幅広い年齢層でのユーザー獲得・既存のユーザーの満足度維持・新規ユーザー獲得に繋がっている。というのが私の分析だ。
以上、「どうぶつの森ポケットキャンプ(ポケ森)」の人気が衰えない理由についてでした!